所長ごあいさつ
こんにちは、藤井会計事務所の藤井と申します。
当事務所は、昭和41年先代所長の藤井慶八が中区丸の内で開業して以来、50年を超えました。これまで中小企業の皆様とお付き合いさせていただく中で、多くの気づき・学びをいただき、私をはじめ事務所職員の成長の糧となっております。
感謝の気持ちで一杯です。
私は、税理士登録して以来、様々な業種の中小企業の経営者の方とともに歩ませていただきました。今まで行ってきた仕事は、税務の代理、申告書の作成、税務相談を中心として、それに関連する経理指導、記帳代行等のサービスでした。そしてその周辺で起きた会社の問題を、いかに対処するか、その方法としてどんな手が打てるかという問題解決も仕事の一つでした。多くは結果を整理することを中心とした仕事に追われる、そんな日々を積み重ねてきました。
しかし、2008年9月のリーマンショックに象徴されるように大きな時代の変化の中で、中小企業の現状を目の当たりにすると、このままでいいのかと自問自答し始めました。
いくら税務対策をしても会社は必ずしも良くはならないということ。今までの税務に関するサービスのみでは、会社を良くすることには限界があるということ。
目の前にいる経営者が、明日の資金繰りに悩み、先の見えない経営環境の中、断腸の思いで従業員に事業の縮小を伝えたとの話を聞くと、私は何をやっていたんだという思いに駆られました。
この社長と一緒に立っていない、人ごとの仕事にしかなっていなかったのではないか、とつくづく自分のあり方を反省しました。力のなさを感じました。
そこで、湧き上がってきたのが、なんとか「会社を良くしたい!」という想いでした。これからは、今までのような、起きた問題を整理・対処していく事後的な解決の仕事ではなく、税務はもちろんのこと、「未来をつくる経営」そのものに向かい合っていこう。それが中小企業の一番身近にいる私たちの役割ではないかと思いました。
私たち藤井会計事務所は、未来を担う中小企業の成長のためにいつも経営者の隣に座ります。 “会社を良くするために何ができるか” この想いに集中します。
この想いが、少しでもこれからの日本を担う中小企業の成長・発展の力になれるよう、経営者の方の想いを受け止めていきたいと思います。
私たちは、中小企業の現場で、一つ一つの問題を経営者の方と一緒になって考えます。それによって経営者の方とそのご家族、従業員の皆様、そして多くの関係する皆様に喜びの輪が広がっていくことが私たちの最大の喜びです。
そして未来へ、次の世代の希望を伝えて行きたいと考えています。
藤井会計事務所
所長 藤井義大